コンタクトレンズ、眼障害、コンタクトケア…
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コンタクトケアの新常識!
手軽にレンズ消毒できるヨウ素タイプケアとは?
コンタクトレンズを使っていて目の不調を感じたことはありませんか? その原因はコンタクトレンズそのものだけでなく毎日のケア方法やケア用品の選び方にあるかもしれません。「よくあることだから」とそのままにしておくと、とりかえしのつかない病気につながることも。眼障害を防いで、毎日の快適なつけ心地を保つ方法を、AllAbout薬ガイドの三上さんが、眼科医の稲葉昌丸先生に聞きました。
レンズやレンズケースの間違った扱いが感染症をひきおこしている!
最近、コンタクトレンズ使用者の眼障害が増えていると聞きますが、その原因はどこにあるのでしょうか?
稲葉眼科 院長 稲葉 昌丸 先生 奈良県立医科大学卒業後、大阪大学眼科学教室入局。大阪厚生年金病院、浜崎眼科などを経て稲葉眼科を開業。医学博士。日本コンタクトレンズ学会の理事も務めている。
図1:アカントアメーバ角膜炎の本邦での報告例数の推移
稲葉「2007年〜2008年に日本コンタクトレンズ協会が行った調査によれば、コンタクトレンズが原因で角膜感染症になり、入院治療が必要なほど重症になったケースが228例もあったという結果が報告されています。

角膜感染症は細菌や真菌(カビ)、アカントアメーバなどの病原体が角膜に感染し、炎症を起こしている状態。通常は比較的丈夫な構造をしている角膜ですが、傷がついたところから病原体が入り込んでしまうのです。最初のうちは充血や不快感といった比較的軽い症状なのですが、1〜2日で急速に進行することもあります。

私の病院にも、コンタクトレンズの使用が原因で目の痛みなどを訴えてくる患者さんが多くいます。そういった人の中には、コンタクトレンズが汚れていたり消毒が十分でなく、角膜の表面に傷が生じている例も少なくありません。そのままにしていると、角膜感染症につながると思われるケースもみられます。

こうした症状の主な原因は、コンタクトレンズの決められた使用方法を守らなかったり、いいかげんなケアを続けていることです。目からはずした後のコンタクトレンズには、涙液中の栄養分や空気中、環境中の細菌などが付着していますから、きちんと消毒を行わないとそれらの細菌を培養することになってしまいます。ケア用品をコンタクトケースに入れっぱなしにしたまま注ぎ足して繰り返し使ったり、こすり洗いが必要なケア用品なのにつけ置きしかしないといった使い方は危険です」
三上「最近では、コンタクトレンズを初めて使用する年齢が下がっていることもあって、使い方をよく学ばないまま気軽に使っている人も多いですね。私は大学で講義を行うこともあり、生徒とお話しすると、きちんとしたケアをしていないように思える子も多く、いつも心配になります。何日もはめたままにしていたり、ケア用品を使用法どおりに使っていないようで、時には目が充血していることも。角膜感染症は失明にもつながりかねないので、毎日のケアをしっかりと行うことが大切ですね」
ヨウ素タイプのケア用品なら手間をかけずにしっかり消毒が行える
ケア用品にはいろいろなタイプがありますが、最小限の手間でレンズを清潔に保つにはどのようなものを選べばいいでしょうか?
稲葉「ソフトコンタクトレンズのケア用品には大きく分けて3つのタイプがあります。MPSや多目的用剤と呼ばれるもの、過酸化水素を使ったもの、そしてヨウ素を使ったケア剤です。

多目的用剤はレンズの洗浄、すすぎ、消毒、保存を1液で行うことのできるタイプです。保存剤も兼ねているため、コンタクトレンズの表面についた液がそのまま目に入ってもいいように消毒力はそれほど高くはありません。そのため、毎回のこすり洗いと十分なすすぎが必要になります。

過酸化水素を使った消毒剤は消毒力は強力なのですが、中和をする必要があります。その際に自分で液を入れ替えなくてはいけない商品もあり、うっかり中和を忘れてコンタクトレンズを目に入れてしまうと、目の表面を傷め、強い痛みと涙がとまらなくなります。

同じく強力な消毒力を持つのがヨウ素を使った消毒剤です。手術の前の消毒やうがい薬にも使われる茶色の液体といえば想像がつくかもしれません。ヨウ素を使ったケア用品も中和が必要ですが、茶色い液が中和によって透明になって目で見えるので、中和を忘れるということが起こりにくいようになっています。万が一中和を忘れてそのまま目にいれてしまっても、過酸化水素のものより目を傷めにくく、痛みも出にくいという利点もあります。

几帳面できちんとケアできる人は多目的用剤を使用してもいいのですが、そうでない人には、手間をかけずに確実に消毒が行える過酸化水素やヨウ素を使ったものがおすすめです。中でも、忙しい人やうっかりしがちな人には、中和を忘れて目に入れてしまってもトラブルが少なくてすむヨウ素を使ったものが合っています。最近では、使い捨てのソフトレンズ用に加えてO2・ハードレンズ用にもヨウ素タイプのケア用品が登場し、ヨウ素剤を使用できる機会が増えています。「ケアが面倒だ」「できれば最小限の手間ですませたい」と感じている人は一度試してみるのもいいかもしれませんね」
All About「薬」ガイド 三上 彰貴子 さん 外資系製薬株式会社勤務後、慶應義塾大学にてMBA取得。薬剤師の資格を活かし、各種媒体や講演会などで薬に関する情報を伝えている。
間違いレンズケアをチェック!
やっていませんか?こんなレンズケア
石けんで手を洗わずにコンタクトレンズをはずす
多目的用剤の中に浸しておくだけで、こすり洗いはしない
レンズケースの中にケア用品を入れっぱなしにしている
レンズケースに残った液にケア用品を注ぎ足して使っている
ソフトコンタクトレンズのすすぎや保存に水道水を使っている
レンズケースが汚れていても気にしない
三上「一般の方にはあまり理解されていないことが多いのですが、タンパクや皮脂などの汚れを落とす「洗浄」と病原体を殺す「消毒」は違うものとして捉えることが大切ですね。短期間で交換するコンタクトレンズの場合、どちらかというと洗浄よりも消毒の方が重要になってきます。現在、ヨウ素タイプのケア用品としては使い捨てソフトレンズ用「ファーストケアCT」とO2・ハードレンズ用「オーツーセプト」という商品があり、タンパク除去できるのはもちろん、ケアの苦手な人を含めて誰でも高い消毒効果を得られることが最大のメリットです。ヨウ素タイプのケア用品が、自分に合っているかどうか迷った場合には薬局やドラッグストアにいる薬剤師に相談すれば、製品の特徴などをアドバイスしてもらえると思います」
レンズケースの汚れにも注意! ケースの中で菌が増殖してるかも!?
コンタクトレンズは直接目に入れるもの。長く快適に使い続けるために、注意すべきことはありますか?
稲葉「角膜感染症では、角膜にいる細菌とレンズケースから検出される細菌が同じであることが多いのです。汚れた手でコンタクトレンズやレンズケースを扱うことでケース内に病原体が入り込み、消毒されないまま再びコンタクトレンズに付いて目に持ち込まれるのではないかと考えられています。

逆にレンズケースが清潔であれば、深刻な眼障害を起こすことはほとんどありません。そうした意味でも、消毒効果の高いヨウ素タイプのケア用品を使うことは有効だと思います。しかし、液をいれっぱなしにしていては効果がありません。レンズケースを清潔に保つためには、装用のたびにレンズケース内の保存液を捨て、水道水やケア用品でよくすすいだ後、乾燥させます。確実に乾燥させるためには、ふたをはずして風通しのよい場所に置いたり、ティッシュペーパーなどで残っている水気をふきとることが効果的です。ほこりが入ることを気にする方も多いのですが、病原体が残っていることに比べればほこりの害の影響は少ないもの。病原体を死滅させるためにも、十分な乾燥を心がけましょう。

また、レンズケースが古くなって傷がつくと、その傷に水分が残り、病原体が繁殖してしまうことも考えられます。1ヶ月に一度くらいをめどに、新しいレンズケースに取り替えるようにします。先ほど三上さんがおっしゃった、「ファーストケアCT」や「オーツーセプト」という商品にはレンズケースがセットになっているので、商品を購入したタイミングで、レンズケースを交換するといいでしょう。

また、消毒効果が強いケア用品を使う場合でも、扱いによっては効果が半減することがあります。ケア用品容器の注ぎ口を手で触ったり、レンズケース内にある液に触れたりしないよう注意して使ってください。新しいケア用品を開封する時には容器に日付を書き込み、消毒効果のないレンズ保存液等であれば原則として1ヶ月以内、消毒液であっても2ヶ月以内を目安に使い切ることを心がけましょう。十分な量を毎日使っていれば、普通は1ヶ月以内でなくなるものです。

定期的に検査を受けることも大切です。何かあったら「これまでもこうして使ってきたから」「そのうちに治るだろう」などと思わずに、なるべく早く眼科医にかかってください。いつまでも快適なコンタクトレンズライフを続けるために、毎日のレンズケアと目に関する関心を持ち続けることを心がけましょう」
三上「私自身もそうだったのですが、コンタクトレンズのケアには気を配っていても、レンズケースの状態まではなかなか注意が向かないという人は多いのではないかと思います。お話を伺ってわかったのはレンズを清潔に保つためには、コンタクトレンズそのものももちろんですが、レンズケースの扱い方がカギになるということ。洗った後のケースは洗面台の上など水がかかりやすい場所ではなく、棚の上などなるべく風通しがよいところに置くと乾きやすくなりますね」
ヨウ素の力で徹底消毒!手間いらずで汚れや雑菌をガード
「ファーストケアCT」は、ポビドンヨードを配合した新方式のコンタクトケア用品。細菌や真菌はもちろん、煮沸がいらないタイプの消毒剤では消毒しきれなかった、レンズ表面の病原菌にも高い消毒効果を発揮します。
また、タンパク分解酵素が配合されているため、ゴロゴロ感の原因となるタンパク汚れを強力に落とします。

浸して、置くだけの簡単ケアで、誰でも簡単に正しいコンタクトケアが可能。新素材シリコーンハイドロゲルレンズをはじめとする、すべての使い捨てソフトレンズにお使いいただけます。
「ファーストケアCT」を もっと詳しく知りたい方はこちら
「オーツーセプト®」をもっと詳しく知りたい方はこちら
医薬部外品
バイオクレン ファーストケアCT
販売名:バイオクレンワンステップ
◎用法・用量
1.レンズケースの線(8mL)まで溶解すすぎ液を満たし、消毒・中和錠1錠を入れる。
2.コンタクトレンズを入れ、蓋を閉める。
3.そのまま4時間以上静置後、コンタクトレンズを取り出し、溶解すすぎ液でよくすすぐ。
バイオクレン オーツーセプト®
◎用法・用量
1.保存ケースにレンズをセットし、中和錠1錠を入れ、液剤を9分目まで入れる。
2.蓋をしめ、そのまま4時間以上放置する。
3.レンズをホルダーにいれたまま、水道水で十分すすぐ。
提供:株式会社オフテクス
掲載期間:2011年5月25日〜2011年6月21日 【PR】
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